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ズワイガニの特徴

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日本で主に知られているズワイガニ

日本で知られているズワイガニは、日本海、オホーツク海、カナダなどで獲られる学名オピリオと呼ばれる種類のズワイガニです。

ズワイガニの成長はとても遅い

メスのズワイガニは10万個の卵を産卵し、孵化するまでに半分にまで減り、そこから3mmほどの小さなカニになるまで1年半ほどかかります。これまでに何度も脱皮していてまだ3mmのサイズです。

ここからさらに10回ほど脱皮すると私たちが食べるズワイガニのサイズにまで成長するのですが、そこまでにかかる年数はなんと10年前後。毎年冬の時期になると大量にカニが食べられる日本において、10年近くかからないと成体にならないことを知ると貴重な食材なんだなと思わされますよね。

ズワイガニの寿命

成体になったあとも7年以上生きることがわかっていて、ズワイガニの寿命は17年以上と考えられています。かなり長寿な印象ですね。

ズワイガニの種類

日本海、オホーツク海、カナダなどで収穫されるのがズワイガニ、本ズワイカニとも言われています。一方で少し種類の違うズワイガニも日本でたくさん食べられています。

ロシアやアラスカで捕獲されるのがオオズワイガニです。バルダイ種としてもパッケージにかかれているかもしれません。私たちがよく見るズワイガニよりも太くて大きいので見た目が違うことでもわかるはずです。味などはほぼ同じなので、スーパーでは「ズワイガニ」としか書かないところもありますが、明らかに肉厚があって大きいです。

他に日本海で獲られる赤いベニズワイガニ。こちらは収穫量が多く安価なため、缶詰などの加工食品などで多く使われています。

ズワイガニの名前の由来

カニは傷みやすかったので、酢であえて食べることから、すあえ、ずあえ、ずわい、と変化していったのではないかという説があります。

また、細く真っ直ぐな枝を意味する「楚(すわえ)」という言葉が変化してズワイガニになったという説もあります。

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